死とは何か。人が死に直面する時
以前、末期癌の患者さんに、延命医療を受けるのと、受けないのとどちらがいいか質問されたことがあります。「あなたならどうしますか」とも聞かれました。
私はそれには答えず、その方がどうしたいのか尋ねました。すると、ぼろぼろ涙を流して「生きたいです。」と答えられました。ああ、命は深いなと思いました。
普段から死や病気に対する考えがあれば、より良く生きられます。逆に、死生観が曖昧だといざという時に慌てます。
死を悲惨なものだと思い、過剰な不安を持ってしまう場合もあるでしょう。
この記事では、死に関する様々な疑問を、Q&A方式でまとめてみました。死についてスッキリ理解できると思います。
Q1.死とは何?
A.命は永遠です。
のっけから飛ばしてるようですが、本当の話です。一般的には、肉体の終わりを命の終わりと考えますね。
でも、肉体が消えても愛は無くなりません。この世界は、目に見えるものと、見えないものから成り立っています。目に見えない愛や命が本体で、肉体は鏡であり魂の乗り物です。
だから、肉体には終わりがありますが、命には終わりがありません。つまり、死は無いということです。時がくれば分かります。
Q2.死は悲惨なものなの?
A.死とは、卒業や栄転のようなものです。さよならは悲しいですが、悪いことではありません。この事実を知るだけでも、嘆いている多くの人が救われるでしょう。
Q3.死後の世界はあるの?
A.死んでからのことは、死んでみればわかります。つまりあるということです。だから、生きることに集中しましょう。今日真実を生きなければ、明日さとることもありません。あの世のことは、気にせずに。この世界、この命を輝かせることが全てです。
Q4.亡くなった人はあの世で苦しんでいる?
A.もし私が故人なら、「心配ないよ。というか、そちらこそ大丈夫?」と思うことでしょう。ちなみに、生きている時には気づかなかったことが分かったりします。それは、愛されていたということです。
Q5.死に直面したときどうしたらいいの?
A.真実が広まると、終末期の在り方が変わります。
死を受け入れる、あるいは、もう少し生きてみようと思う。どちらも自由です。
でも、必要以上に不安になり、死への恐怖から選択する必要がなくなります。なお、普段から後悔のない生き方をしていると、慌てません。
Q6.死んでもいいの?
A.死は悪い事ではありません。でも、生きること、愛することが命の本質ですから、自殺は、「自分ではない」「自分を否定する」選択をすることです。とてもつらい選択ですが、それ以上に生きる事が苦しいのでしょう。楽になる生き方については他の記事に譲ります。
Q7.尊厳死や脳死、臓器移植、堕胎はどうなの?
A.人間は、自らの在り方を決めることができます。
愛は100%の自由と100%の責任を持った選択をすることです。堕胎に関しては、それ自体がいいとか悪いとかいうよりも、そういうことのあまり必要ない世界にしていくことが大事でしょう。
命は永遠ですが、無限の可能性を持ったものです。命を知るために、この有限の世界があります。
結論として、死について心配する必要はありません。だから、生きること、命や愛を分かることだけを考えましょう。
大きな愛を分かる道のご案内です。
「生きたいです」という患者さんの素直な言葉が「生きること、愛することが命の本質」に繋がって感じられました。
自分が過去に体験した「生きたい」「生きよう」という強い思い(瞬間)はいつまでも鮮明で、それこそがリアル(真実)だと思えますし、「命の本質」にも納得できます。
命の本質が分かる大いなる愛って、どこまでもつくづく優しいですね(^^)
>自分が過去に体験した「生きたい」「生きよう」という強い思い(瞬間)はいつまでも鮮明で、それこそがリアル(真実)だと思えます
生老病死は、命のすばらしさを感じるいい機会みたいですね。
今を一生懸命、生きないとだめだよ!と言われた時の事を思い出していました。
今を大切に生きよう。ってあらためて思いました。
生きているうちに気づける様に…
気づいて欲しいと思う事は、伝えていこうって思いました。
桜の花、綺麗ですね♪
札幌は、これからですね(*^^*)。
みさこさん
生きてるうちが花とは、今でしょ!ということなのかなと思います。
今咲いている姿が永遠なら、老いや死も外面的なことでしかなさそうです。
死について見つめてみると、
生というものもくっきりと浮かびあがる気がしました。
生を通して命の喜びを知る☆
本当にそうだなぁと思いました。
命の素晴らしさを体験したり表現したりしたくて、
ワクワクしながら生まれてきているのでしょうね。
弘美さん
命の表現は、想像を超えて長大だったり、壮絶だったりしますが、
それを上回る力が人間にあることを知る機会だったりしますね。
でも、同じような悲喜劇の繰り返しよりは、
新しい世界を体験したいと思います。
シンプルで分かりやすいですね☆
生きているうちにどれだけ愛を分かるか
そして愛を楽しめるか
それに尽きるのだと また思います。
しっかり生きようと思います(^^)
あやこさん
生きてるうちが花ですね。死んでからは知りません(笑)
今咲くために、生まれてきたのでしょうね。