ありのままで生きる未来~アナ雪が日本で大ヒットした理由


ありのままに生きる美しい薔薇
ありのままで生き未来の花を咲かせれば、世界は輝き華やぐ

空前のメガヒットを放ったディズニー映画「アナと雪の女王」。

同作品の主題歌であり挿入歌である「Let It Go(レットイットゴー)~ありのままで~」も、老若男女に大人気ですね。キャッチ―なメロディとドラマティックな歌詞が頭から離れず、私もカラオケで歌ってしまいました(笑)。

今回は、“アナ雪”の映画や主題歌がこれほどまでにヒットした理由を探りながら、ありのままで生きる未来について考えてみます。

日本ならではの文化がもたらした感動

日本では昔から「礼儀作法」や「和の心」が重んじられてきました。特に、会社や学校などの集団社会においては「和の心」を重要視し、和を乱す言動は慎むように教育されます。

「和」とは本来、個性を輝かせて全体と調和する「大和」を指すものですが、いつの間にかその意味が抜け落ち、集団社会の調和や平和のために個性を抑え、当たり障りなく収めるようにするのが「和」であるという解釈へと捻じ曲がってしまいました。そして、「K.Y.(空気読めない)」や「自己中(ジコチュー)」という言葉が生まれ、いじめや自殺、犯罪へとエスカレートするケースも出てきました。こうして、多くの日本人は「ありのまま=心のままに表現すること」に不安や恐れを抱くようになり、トラブルや危険回避のために自己表現を避けるようになります。

しかし、私たちは一人ひとり異なる個性を持って生まれてきます。それがこの世の自然であり、宇宙として許容されているからこそ存在しています。個性をありのままに表現したい、と思うのは至極当然のことなのです。

日本人は「アナと雪の女王」の中で思い切り自己表現をする主人公たちに自らを重ね、一緒に願いを叶えたような感覚になるのかもしれません。

その喜びと感動が日本での大ヒットにつながったのでしょう。

今を手放し、未来を選択しよう

私らしくありのままで生きようと決める。それは、長い間抱えていた不安や恐れを手放す時でもあります。

この「手放す」を英語で表すと「Let It Go」になります。そう、「アナ雪」主題歌の原題です。

不安や恐れを手放して新しい私を選ぶことが、ありのままで生きるということです。なぜなら、時間と空間が存在するこの宇宙では、目に見えるものは変化するからです。不安や恐れによって変化を止めることは、本来の流れをせきとめることになり、淀んだりつまったりしてしまいます。

ですから、心で新しいこと(未来)を選びましょう

決めることや選択することは心の役割です。

心が未来を選べば、全体と調和しながらありのままで生きられるようになります。

 

ありのままでも調和できる生き方

心で未来を選ぶ時、どんな未来を選択するかはとても大切です。

劇中で主人公の一人が「Let It Go~ありのままで~」を歌った時、彼女は愛する家族や故郷から離れ、たった一人で生きていくことを決めました。

しかし、それは自然に全体と調和できる本来の「ありのまま」とは異なる選択です。

どのような未来にしたいのか。

自分の意志(せかい)を定め、ありのままで生きる。

世界とも調和できる「ありのまま」の生き方については、こちらをご覧ください。

SP世界をひとつに https://hitotsu3.jp/

 


聖弥 について

歌う喜びを、ひとつの音楽を、より多くの方と体験したいという願いとともに、聖楽教室(せいがくミュージック)を主宰しております♪

3 thoughts on “ありのままで生きる未来~アナ雪が日本で大ヒットした理由

  1. あやこさん>

    ありのままで生きることは、このひとつの世界に適った生き方であり、人として楽しむことと同義なんだな、と、あやこさんのコメントから再認識しました(^^)

    未来を選ぶ生き方で、もっとこの世界を楽しみ味わいたいですね☆

  2. >長い間抱えていた不安や恐れを手放す時でもあります。

    早く手放して、ひとつになりたいものですねー。
    誰か手伝ってくれないかなー。

    1. みのるさん>

      ほんと、手伝いたいと思う人が集まってくれると嬉しいですね(^^)
      だいたい120人くらいがちょうどいいですね☆
      みんな、集まれー!

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