共同体感覚とは愛の感覚だった よく分かるアドラー心理学


共同体感覚
心をひとつにすると、シンプルに生きられる

愛の方へ。ひとつの方へ。誰かのために。過去ではなく、今、ここを生きる。共同体感覚を育むと、幸せになれる。

アドラーは、フロイト、ユングと並ぶ有名な心理学者です。今日はアドラー心理学の肝心なところを、スピリチュアルな視点から、やさしくご説明します。

矛盾や葛藤はない

理性と感情、意識と無意識。人は様々な矛盾するものを抱えているというのが一般的な考え方です。アドラー心理学では、そういったものを認めません。

人の行動は目的で決まる

例えば、自動販売機で、迷った時に二つのボタンを同時に押すとします。そうすると、本当に欲しい方を少し強めに押したりしますね。

ダイエットをしたい。でも、痩せられない。この場合、本当は、食べたいという気持ちの方が強いのかもしれません。

弱い人間などいない

だから、こうしたい!という目的に素直になれば、葛藤を越えて進めます。

こんな風に、アドラー心理学は人をトータルでひとつとして見ます。

人は生かされている

すべての悩みは対人関係に基づいています。そして、「共同体感覚」の豊かな人ほど幸せになれます。共同体感覚とは、私は共同体の一部であって、共同体のために生きていくという感覚のことです。

人が、心と体、全体でひとつだということと、世界がひとつだということは全く同じです。

人は、愛の方向に向かっているときは葛藤もなくスムーズに進めます。でも、そうでない時、いろんな事で動けなくなります。やりたいことがあるのに、やれない。それは、本当は進みたくないという目的にかなっています。

愛を感じる方に向かうという目的が大事なんですね。

世界が、今、ばらばらなのも同じで、そういう人の意志が働いているからです。

幸せとは誰かに貢献すること

本当の幸せとは人や社会に貢献することです。

愛は、愛を感じる方向に使う。
愛は、与え受け取るもの。

お金なども、自分のためだけに使うよりは、誰かのために役立てた方が気分がいいし、景気も良くなりますね。自分も、人も孤独になりません。

最後にまとめです。
愛の方へ。ひとつの方へ。誰かのために。そういった目的に向かって、過去ではなく、今、ここを生きる。そんな風に共同体感覚を育むと、みんなが幸せになれます。

愛を生きられる方法のご紹介です。

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8 thoughts on “共同体感覚とは愛の感覚だった よく分かるアドラー心理学

  1. 続きを読むが英語バージョンになってる…。
    今日は、今ここを生きる。私は、出来てるかな~?とか考えてました。

    生かされている。守られている事を感じると、自然とやさしい生き方。愛を中心にシンプルに生きる事が出きるんだと。だんだんと、理解(実感)できる様になってきました。愛を感謝の気持ちを還していけるように…。がんばるぞー^^

    1. みさこさん

      ホントだ。英語になってますね。

      完璧なコメントをありがとうございます(^^)
      今ここを生きるには、シンプルになる、シンプルに時間を使う
      (最優先事項をやる)ことがいいのかな~と思います。

  2. みんなの為に、ひとつの方へ、愛へ、目的を修正出来たら良いですね。
    そしたら共同体感覚が早く進むと思いましたが。

    1. みのるさん

      ひとつというのは創るものなんですね。
      ここまでくるのに数千年かかったことを考えると、
      けっこう一気に進んでいる気がします。

  3. アドラー心理学が、今の時代、改めて注目を集めているのが、
    また興味深いなと思います(^^)

    自動販売機とダイエットのお話も、なるほど、そうだなぁと(笑)

    大切な目的を見て、素直に進める時に、
    色々な葛藤を超えて行けるようなイメージがしました☆彡

  4. 自動販売機のお話、参考になります(笑)(^^)
    なんかすんなり心地よく入ってゆく内容もリスペクトです。
    愛は優しさシンプルさ そして分かりやすい目的
    それを再認識しました。

    1. あやこさん

      長~い話も、ひとつの記事でコンパクトに伝えようと思うと、
      おもしろいですね。

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