則天去私を生きる喜び


光の中へ
則天去私それをやるにあたって(^^)

自分の事をちいさいな~ と思ったことはないだろうか?
ある と答えた方は ぜひ、これを読んでほしい
人はいつだって己の殻と戦っているのだ
でも、それでも大きな天が、笑って許してくれると知っているから
大きな目的を掲げ生きてゆけるのだ。天を知ろう!
そして愛に委ねるコツを生きよ(笑)

則天去私とは

小さな私にとらわれず、身を天地自然にゆだねて生きて行くこと。

▽「則天」は天地自然の法則や普遍的な妥当性に従うこと。

▽「去私」は私心を捨て去ること。

夏目漱石そうせきが晩年に理想とした境地を表した言葉で、

宗教的な悟りを意味するとも、漱石の文学観とも解されている。

「天てんに則のっとり私わたくしを去さる」と訓読する。

新明解四字熟語辞典

大きな人生とはどんな人生だろう

大きく成功することだろうか?

大きな愛を与える奉仕活動をしてみると分かるのだろうか?

ここでは悟りに近い考えで整理してみようと思う

「分かった」 という感触をぜひ、掴んで頂きたい

心を見る生き方 

則天去私という言葉は

夏目漱石になったつもりで書いてみたい言葉だが
きっとそんなことをしても
私という人物が笑うだけだと思うのでやめておく(笑)

しかし夏目漱石が「こころ」「坊ちゃん」「吾輩は猫である」「道草」

未完になった「明暗」など

いくつもの小説を書き続ける中で晩年至った境地だという

どの著書をみても人の心と心のやりとりに人間の弱さ小ささを感じられる作品のように思う

この「則天去私」という四字熟語の中に「心」という字は含まれていないが

この熟語は自分自身が

自分の心を見つめた時に感じる境地だということには違いないだろう

 

則天去私の発祥

則天去私という言葉の発祥が知りたいもので
検索をかけてみると

一冊の本が紹介されているページをみつけた

「漱石と仏教―則天去私への道」著者~水川/隆夫

内容 データーベースより
漱石の仏教、とくに浄土教 理解は年を追って次第に深まり、
諸作品にも影を落とし、
晩年の「則天去私」思想の形成にも影響をおよぼした。

 

なるほど、この4字熟語「則天去私」の発祥はやはり仏教。

ついでに、もう一つのデータベースをみると

夏目漱石の人と作品に、仏教はどのような影響を与えたのか。
浄土教を中心に、禅や儒教など、最終的に「則天去私」の思想を導いた宗教との関係を、
幼少から死まで、丹念に追う。

 

儒教は宗教と分類するのが普通のようですが

儒教は道徳的行動と生活についての教えで

天国ではなく地上生涯を重んじる宗教なのですね。

儒教の基本的な六つの教えは下記

1. 黄金律
2. 道徳的生き方
3. 社会貢献
4. 徳の力
5. 理想的行動の規範
6. 芸術

 

宗教と一言でいっても幾つにも分離して色々な教えで出来ているものです。

どの宗教も「平和な世界を築きたい」という目的はひとつだと思いますが。

夏目漱石はちょうど時代的な恩恵もあって儒教の教えに影響されたのでしょう。

 

心から見た「則天去私」

さて、宗教の話になると少し内側、そう心を意識することになるのですが

心はころころ変わるから「こころ」なんて誰が言ったのか聞いたことがありますが

時代と共に人の教え 人とはこうあるべきでという深く長い道も

少しづつ変わっているものです。

人は生まれ赤ん坊から幼年期 青年期 成人 そして晩年 と変化することで

心という観念を広げ多くの価値を自らの心に受け入れてゆく生き物

「心の器」というものを大きくしてゆくのが

大きな人生の始まりなのでしょう

ちょっと余談になりますが「心はどこにあるのか」というNHKの番組がよく

心を取り上げていますが科学が進化すればするほど

宇宙が大きくなるように心も等しく大きくその宇宙を覆うように

存在してきています。

そして心は本当に「ひとつ」として在って

あなたとわたし、というように別れてはないのだとか

分かれている個性と肉体を遣う世の中において

「何をやりたいのか」と考えることは

きっと自ら大きな器を具える為の手段であって

目的になっている大きな愛との一体には直接関わっていないのです。

 

人に有るもの

則天去私を志

心という存在から人生を見ると

人生、意外とどうでもいいのが只そこにあるだけなのかもしれないと
そんな「楽な心」がみつかる

則天去私は仏教という枠を超え

仏教、いやこの世が始まった瞬間を自ら生きてゆくことができるようになっているが、
人にはあるのです

大きな世を思いっきり笑う

そのための目的さえしっかり掴んでいれば

大きなわたしがそこに存在することでしょう

大きな目的は心の中心に在る魂を感じることが大切

中途半端な過去にこだわるだけでなく

生れ落ちてくる前に遡ってみる人生もオツなものです

大きな目的をひた、生きることができるのはこちらです

世界を考える 愛の世界 悟りの世界 喜びの世界!

 


あやこ について

世界中を愛で満たすのが大きな夢です。 愛の世界が感じられるように愛(源)のメッセージを 言葉でダイレクトにお伝えしております。 メールで気軽に行える「愛(源)との対話メール」お勧めです(^^)

12 thoughts on “則天去私を生きる喜び

  1. 則天去私、実はとても楽しい生き方なのだろうなと思いました(^^)
    また、それを自然に行えるようになるのがWay Of Lifeなのかなと感じました。

    1. ミラクルさん、コメントありがとうございます。

      >自然と行える
      きっとそれが「ひとつ」という本来の生活なのでしょうね(*^_^*)
      それもすぐそこまで来ている気がします(^_-)

  2. >大きな世を思いっきり笑う
    >そのための目的さえしっかり掴んでいれば
    >大きなわたしがそこに存在することでしょう

    自分の小ささを感じて、もがき苦しんでしまうことってありますね。
    でも、大きなわたしがそこに存在する
    それを分かる生き方って素晴らしいなと思いました。
    大きな目的と大きなわたし、心に響きました。

    1. 弘美さん、コメントありがとうございます(*^_^*)
      大きな目的に生きられる人生、
      それはきっと大きな自分だと
      愛(源)と一緒の自分だと
      受け入れてゆくことなのかと
      思う次第です(^^)
      恐れに意味や価値があると思わないので(^_-)

  3. 雪がしんしんふる今
    この記事を読ませていただきながら
    優しく広がる白い世界の中で
    心豊かに大きな目的をとらえて朗らかに
    ひとつを感じてオツな人生を味わうと思いました(*^^*)

    1. そちらは雪のようですね・・・
      ニュースでみました。
      災害になってしまうと残念ですが
      真っ白な世界に染め上げる雪を見ていると
      なつかしい光の世界にもどってゆくような
      気がしますね
      この時にひとつを感じる人生に浸れるよう
      誰かさんが降らせているのかしら(笑)
      美和子さん、優しいコメントありがとうございます(^^)/

  4. >大きな目的は心の中心に在る魂を感じることが大切

    今年に入って特に大切だなと感じる言葉です。
    頭で愛を意識するだけでなく、
    情を持って心の中にある魂(神)を感じて行くことで
    大きな創造に繋がって行くのだろうなと思います☆彡

    1. TORUさん、勇ましいコメントを頂きまして
      光栄です☆
      「分かる」という感覚は3つあると聞いたことがあります。
      頭や脳で、胸や情で、四肢や行ないで
      いつも私たちは「分かろう」という いい気持ちを
      求め生きているのだと思います。
      「分かる」を自然に楽しんで
      愛の創造に繋がってゆくのでしょうね(*^_^*)
      繋がりを感じられる嬉しいコメントを
      ありがとうございます。

  5. >則天去私

    聞いたことあるけど意味は深く追求しなかったので参考にさせて頂きました。
    文学者の悟りとはこういうことで凡人には深い意味があることを悟りました(笑)

    1. みのるさん、参考にして頂き光栄です。
      ありがとうございます。

      >文学者の悟りとはこういうことで凡人には深い意味があることを
      >悟りました(笑
      夏目漱石など文学者のことは
      そう知らなかったのですが今回、
      苦労ゆえの珠玉の作だったのだなと知ることができました。
      人生というのはそれぞれが意味深いものです
      わたしも学ばせて頂きました。
      こうしてまたそれを話せることも味わい深いものです。
      コメント頂きましてありがとうございました。

    1. ご指摘頂きまして大変ありがとうございます。
      こちらでも確認を取らせて頂きました。
      ご指摘通り、「人間失格」は太宰治の作品でございました。
      紹介個所から削除せて頂きました。
      ありがとうございました。

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