破天荒とは無茶する人みたいな使われ方をしていますが、
実は今まで誰もしなかったことをやることを指します。
破天荒の意味 由来
とは言え筆者も漫画ハンターハンターを読むまで破天荒の意味を誤解していたのでエラそうなことは言えません(笑)
「破天荒芸人」という言葉もあったので、余計に誤解しておりました。
なのでちゃんと由来を調べようと思いました^_^;
由来はこうです。
かつて唐の時代、荊州という地からは科挙という高等官資格試験制度で合格者が出ませんでした。
未開の荒れ地という意味でそれは「天荒」と呼ばれていましたが、
劉蛻という人物が初めて合格し、人々が「天荒を破った」と言い、それが破天荒という言葉の由来になったと言われているそうです。
なぜ無茶するイメージがついちゃったんでしょうね。言葉のインパクトが大きいからでしょうか(笑)
静かな破天荒
本当の破天荒は無茶な人ではなく、意外と静かな人だったりもするのではないでしょうか。
トップアスリートほど実は静かだという話も聞いたことがあります。
パフォーマンスで時に派手に振る舞う必要もあるでしょうが、本当にすごい人はすごさをアピールする必要がないんですよね。
そして、新たなことを始めるのに、何も無茶や奇をてらうを行う必要はありませんよね。
藤井聡太さんや羽生善治さんのように落ち着きながら、かつてないことを成し遂げることもありますよね 。
過激にふるまって一時的に注目される人よりも、静かな人がコツコツと努力を重ね大きなことを成し遂げるほうがかえって真似できないし凄みを感じます。
唐の時代、天荒を破った人もそうだったんじゃないかと思わざるを得ません。
この記事でお伝えしたいのは、破天荒とは一部の変わり者だけの言葉ではないということです。
誰しも新しい存在になれる素質があるということです。
自身に眠る個性を自然に花開かせた時、それは破天荒になるのです。
子供はもともと破天荒
新しいことを始めると、古い教えや既成概念が邪魔になってくることがあります。
子供や若者は誰に何を教えられなくても、不思議と常に時代の最前線にいます。
常に若者が今までなかった新しい流れを生み出します。
これって何気にすごいと思うんですよね。
手塚治虫さんも子供は未来人と表現していました。確かに子供は生まれながらにして破天荒です。
つまり、みんなもともと破天荒だったのです。
では、なぜ大人になるにつれて新しいことができなくなってしまうのか。
どんな物事にも言えることなのですが、創意工夫を忘れて守りに入った時、何事も古くなるように思うのです。
それは真実でさえもそうです。
最初はインパクトがあった一発芸も、繰り返されると慣れきって飽きてしまうような経験は誰にでもあるんじゃないでしょうか。
これはどんなことにも言えます。
「慣れ」からは新しいものは生み出せません。
せっかく生きているのですから、「実験」しなくては新しいものは生み出せません。
子供の頃は失敗しても当たり前でした。でも、何度も挑戦しているうちにできなかったことができるようになれましたよね。だからこそ最先端なのだと思います。
失敗を恐れず、勇気を出して、そこから一歩踏み出せたとき、新しい存在となることができます。
それこそが破天荒の真の意味な気がしてなりません。
新しさは愛の中に
破天荒になるコツ、それは愛にあります。
愛と波長が合うようになると、常に新しいインスピレーションがやってくるようになります。
愛と言ってしまうと、何か馴染みのない遠くのものに思えるかもしれません。破天荒という言葉と同じで、愛もまた誤解されている言葉な気がしてなりません。
しかしそれは何よりも身近な世界です。
愛とは生命そのものだからです。
いまこの瞬間 あなたと共に生きています。
その源である大きな愛の世界と繋がってみるとそれがわかるようになります。
その入り口として、こちらも良かったらご覧ください(*’▽’)
破天荒の意味を正しく知ると
とても前向きな言葉なのだなと思いました。
新しい世界を創る破天荒者になりたいですヽ(^o^)丿
TORUさん>
そうですね(*^^)
そういう意味でもTORUさんはすでに破天荒ですね!
静かな破天荒☆なるほど、そういう姿もありえますね(^^)
破天荒の意味を感じ学びながら
愛と繋がり心を開いて、大きな夢に生きられる大人でありたいなと思います☆
弘美さん>
なるほど☆彡大人になっても愛と繋がり心を開けるかどうかがポイントかもしれませんね(*^^)
作品の中ではヒーローにされがちですが、本当に誰もなしえないことを成す人物は案外普通なのかもしれませんね。自分を貫いた人なのかなと思いました。
天大さん>
ほんとそうですね(*^^)
本当にすごい人ほど当時は普通に見えたということはありそうですね。
>未開の荒れ地という意味でそれは「天荒」
人々が「天荒を破った」と言い、それが破天荒
由来と語源が現在でも通用するようですね。
どうりで勘違いする筈。道理では勘違いしない(笑)
みのるさん>ほんとそうですね(笑)
愛は新しい
そんな言葉を思い出させてくれる
これもまた新鮮さを感じさせてくれる
記事をありがとうございます(*^_^*)
あやこさん>
いえいえ(^^ゞ
こちらもいつも新鮮さを感じさせていただいております。
破天荒の由来が落ち着いた輝きを感じてとても新鮮でした(*^^*)
新しくて懐かしい心地よさや
身近で自然に落ち着く大きさを感じるのは
やはり愛なのだという事がよくわかりました☆(^^)
美和子さん>
愛が自然で落ち着くってのはわたしも最近感じています
真の破天荒ってそんな人なのでしょうね(*^^)