イニシエーションその先へ


通過儀礼
純潔 死と再生 そんな意味を持つ白い花 ラナンキュラスの花弁の様にいくつものイニシエーションを終えて人は蘇ったのだ

イニシエーションの効果
イニシエーションを送ることで人生の満足を得られる

それはイニシエーションの素晴らしいところでしょう
人を「そのようになっている」と認めその存在をそこに受け入れる行事
それがイニシエーションの本来の目的です

人は認められたと分かると創造性があらわれるといいます

その創造性を使って社会に貢献し

世界を平和へと導ける存在として成長してゆくことができるのです

もしくはそうあるべきなのです

 

イニシエーションとは

イニシエーション(initiation)
ある集団や社会で、正式な成員として承認されること。
また、その手続きや儀式。成人式・入社式はその一形態。
(デジタル大辞泉の解説より)

そして
通過儀礼 とも言われていて
それの意味もみてみると

つうかぎれい【通過儀礼】
民俗学者ファン=ヘネップの用語で、
ある状態から別の状態へ移行する際に行われる儀礼。
特に、人の一生における誕生・成人・結婚・死などの際に執り行われる儀礼をいう。
(大辞林 第三版の解説より)

またこれらの過程を
儀礼的な「死と再生」とを象徴的に表わすものとして解釈したのは

ミルチャ・エリアーデです
(Mircea Eliade,1907年3月13日 ブカレスト – 1986年4月22日 イリノイ州シカゴ)は、
ルーマニア出身の宗教学者・宗教史家、民俗学者[1]、歴史哲学者[2]、
作家(主に幻想文学および自伝的小説で有名)である。

こうしてみていると

イニシエーションは人として成長してゆくための必要な行事になっているのが分かってくる

成長の意味は認証する側において様々で段階があるようだ

社会に入る前に生まれて7日までにこの世での名前が与えられるという「お七夜」

というイニシエーションから始まって

「お宮参り」「お食い初め」「初節句」「初誕生」

「七五三」「入学式」「卒業式」そして「成人式」

社会に認証を受けるために まさしく 通過儀礼のイニシエーションがずらりだ

手軽に式典とかイベントといわれる場合も多い

また社会のほかに在り方や生き方といった信仰によるイニシエーションも様々です

大きな宗教のところでいうと 仏教は「出家」

キリスト教では「割礼」「洗礼」がその事例です

 

イニシエーションはずっと必要なのか?

わたちたちは人として生まれ

成長段階において環境を選び

あるいは与えられ

様々なイニシエーションをこなすよう定められているかのように思われています

成人式を終えて社会に出てからも宗教にかかわらず

結婚や出産、

会社に入ればまたそこで行われる式典ともいわれるイニシエーションは

自分の人生にとって大切なものになってくるのも多いかもしれません

人生儀礼ともいわれるのがイニシエーションです

ここまで短い文章でたくさんのイニシエーションを考えてきましたが

そろそろ何のためのイニシエーションなのか

「私」というイニシエーションを受ける側の立場で見てゆこうと思います

 

イニシエーションの意味するところ

そもそもこのイニシエーションは

私という存在を自分で認識するためのもの

そのように解釈することができます

実感がわいてくる という言葉を使ったことはありませんか?

自分が成長したという実感、

己はこういう存在だと感じることが喜びとなって

人生の満足を得られる

それはイニシエーションの素晴らしいところでしょう

人を認め、受け入れる行事それがイニシエーションの本来の目的です

人は認められたと分かると創造性があらわれるといいます

その創造性を使って社会に貢献し

世界を平和へと導ける存在として成長してゆくべきでしょう

 

イニシエーション(通過儀礼)を卒業!?

最後に平和を愛する私たちの心構えとして

イニシエーションを卒業できた自分を認識してあげるというのも

次の時代のステップを踏むうえで大切かもしれません

様々な団体などのイニシエーションにとらわれることなく

常に自らの喜びと世界の平和について創造性を豊かにしておくために

大きな愛を受け既に全てにおいて認められこの命があることに

感謝してゆく人生として自ら認めることで

大きな使命と創造性は受け取ることが許されます

イニシエーションは人格の完成にはならなくても

常に新しい世界である次の世界との交流に繋がっています

少年から成人へ 学生から社会人へやがて世界、そして大きな心である愛の世界へ

宗教やスピリチュアル、科学の領域を超えて人は今まさに

自らの創造性を大きな愛をひとつとした世界を創造するためのイニシエーションを

自ら探す段階に来ています

これを読んで頂いた方は

そのご自分の意志に担って見つけて頂けることを確信して

次の内容のご紹介をさせて頂きます

ありがとうございます

ひとつの世界を創っちゃおう!


あやこ について

世界中を愛で満たすのが大きな夢です。 愛の世界が感じられるように愛(源)のメッセージを 言葉でダイレクトにお伝えしております。 メールで気軽に行える「愛(源)との対話メール」お勧めです(^^)

10 thoughts on “イニシエーションその先へ

  1. >人を認め、受け入れる行事それがイニシエーションの本来の目的です
    >人は認められたと分かると創造性があらわれるといいます

    なるほどと感じました。
    大きな愛を受けとり認められて生きていることを感じて
    本来の創造性を発揮できる人生は素晴らしいですね(^^)

    1. 弘美さん、コメントありがとうございます(^^)

      本当に、大きな愛が存在することは愛を形にするうえで
      大切な真実ですね。
      そして私という存在はその大きな愛に既に認めらている
      それを感じることがほんらい基本なのだろうと思いますよね(^^)☆彡

  2. >常に新しい世界である次の世界との交流に繋がっています

    次の世界に繋がっているというのは壮大だなー。
    次のイニシエーションへ向かい何かして置きたいです。

    1. みのるさん、コメントありがとうございます☆

      わたしも何かしておきたいです
      日常の中でも なんか歴史や過去と未来を結ぶ
      ひとつの文化を感じつつ
      笑っていたい・・・そんなことを思ったり。

  3. 認めたものは美しく輝きだす。宝石みたいですね(^^)
    イニシエーションの先がある事にまたビックリです。

    1. 天大さん、コメントありがとうございます☆

      たくさんの宝石は
      きっと大きなひとつの愛なのでしょうか・・・・(^^)
      様々なイニシエーションは
      大きな目的に還ることにあったのだと
      分かったのが私自身もこの記事を書いてみて収穫でした☆彡

  4. >自らの創造性を大きな愛をひとつとした世界を創造するための
    イニシエーションを自ら探す段階に来ています

    成長が愛の中でなされ存在を喜ぶイニシエーションは
    ひとつの世界を創造するためにあるとわかると
    大人になっても次の新たな愛の世界へ心躍りながら
    トライできちゃうぞ~!と思いました(*^^*)

    1. 美和子さん、コメントありがとうございます☆

      トライすることが楽しくなる
      それが新世代のイニシエーションですよね
      世界の為に自らが成長する感覚を味わえる
      そんなイニシエーションは
      きっと記事下記のリンク先
      「ひとつの世界を創っちゃおう!」をクリックすると
      分かるかも ですね☆彡

      !ステップ!ジャンプ!⌒v⌒v⌒v⌒ミ(ノ´∀`)ノ♪

  5. ひとつの世界へと向かう壮大なイニシエーション。
    それをやっているのが正に今、という感じがしますね(^_^)

    1. TORUさん、コメントありがとうございます☆彡

      まさに今、そう思える人は最高に幸せだと思います(^-^).。o○
      だんだんそう思える心が繋がって大きなイニシエーションが
      与えられ 最後にみんなでクリアしてゆくのでしょうね!
      うふふふふ♪ 

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