委ねることで人生は上手く行くようになる

委ねるという言葉の意味は
相手にすべてを任せることだったり
結果は運任せのような感じで
委ねてしまって本当に大丈夫なんだろうか？
と思ってしまうかもしれませんね。
自然界などを見ていると雨はいつ降るのだろうかと心配することもなく
自然の流れに委ねて或いは人の手に委ねられて生きていますね。
その中で良い流れがあって環境が整うかどうかというのもありますが
それらは人間の力だけではどうにもできないことだったりします。
しかし、私たち人は偶然に良い結果になったりするものではなくて
そこには人間の意思と宇宙の意思が一体となって
創造されている何かがあるのではないでしょうか？

委ねることは信頼すること

何かを委ねるということは信頼しているということです。
逆に言えば、信頼できないから委ねることができない
ということでもありますね。
そこには結果への執着や失敗することの怖れなど
様々なものがあって委ねることができないのだと思います。
例えば、小さな子供に一人で旅をさせることは
親の気持ちとしては不安で仕方がないと思います。
しかし、自分の子供を信頼して委ねることができれば
子供のアイデンティティーにとっても
自分は親から信頼されているのだという安心感を
持てるのではないでしょうか。
親が居ないと何も出来ないという
アイデンティティーを持つよりも
自分の力で出来るという安心感があれば
より自立した大人へと成長して行けるのだと思います。
実際、以前に東京駅で見かけたのですが
６歳ぐらいの小さな女の子が一人で新幹線に乗っていました。
周りに親は居ないようだったのですが
一人で座席に座り落ち着いて寝ている姿を見ていると
都会の人は凄いな～と思ってしまったものです。

安心して委ねる為に意識すること

安心して委ねる為には怖れや不安があると
委ねることができません。
テレビやニュースなどで
怖い思いをした人を見て
自分もそうなるのではないかと心配していては
そちらの方に意識が向かってしまいます。
自分の意識がどこにフォーカスしているのかで
現実は変わってくるのです。
だから、何事も過去の経験や自分の外から来るものではなくて
自分が今、どこに意識を向けているのかで
望む現実を引き寄せることができるのです。
過去の経験からまたこうなるのだろうと
始める前から結果を決めてしまうのは
未来にレッテルを貼るようなものです。
自分の現実は自分にしか創造できないのです。
だから、外の世界に敵や脅威があるのではなくて
自分の中にあるものが
外の世界に現れているだけなのです。
内なる愛と平和を感じながら
そしてその感覚を信頼して
すべては上手く行っていることを信じれば
外の世界も平和で安心して暮らせるようになるのだと思います。

委ねることで今を楽しく生きる

未来がどうなるかは誰にも分かりません。
だから結果はすべて委ねて
今を楽しむことに集中するといいでしょう。
結果を考えてしまうと動きが止まってしまったり
思い悩んでしまったりするかもしれません。
それよりもただ楽しむことに集中すれば
ワクワクしたエネルギーが沸き上がってきます。
建設的なエネルギーで行動するのと
ストレスでエネルギーを消耗してしまうのとでは
結果もまた違ったものになってくるでしょう。
例え困った状況になったとしても
最善の道が開かれて行くように導かれるのです。

委ねることで愛を受け取れるようになる

委ねるという行為は人間のエゴや執着を手放すという
意味もあるのだと思います。
それによって宇宙からの愛をより受け取れるようになるのでしょう。
一切のものを手放して委ねれば委ねるほど
より豊かなものを受け取れるようになるのだと思います。
それは様々なしがらみなどから解放され
自由になれる生き方だと思います。
愛にしがらみはなく
自由であることは
過去や未来にも執着しないということ。
自分の想いを留めるものは何もない。
それが自由という愛なのではないでしょうか。