自覚とは自分の置かれている状態を
知ることや理解することを指します。

社会人としての自覚を持つ
というような意味でよく使われますね。

自覚というのは元々は仏教用語のようです。
自らを覚る（悟る）という意味であり
その反対の意味が不覚です。

自覚とは自分を知ること

まず、自覚とは自分を知ることから始まります。
自分とは一体何でしょうか？
それは愛であり神のような存在です。
いきなりそう言われてもピンと来ないかもしれません。
しかし、本当の自分を自覚するには
それ以外の道は無いと言ってもいいでしょう。

私たちの多くは何事にも無自覚のまま生きています。
無意識に行動していたり
自分が何をしているのか分かっているようで
実は分かっていない。
気づいていない。
それが不覚なのです。

いつの間にか不安な気持ちになっていたりするのは
愛を自覚できていないからです。
愛ではないものは幻想です。
怖れや不安から行動すると上手く行かなかったりして
つまらない体験をすることになってしまうものです。

無意識に行動していることを自覚できれば
本当の自分に気づくことができます。
大きな愛を意識すること
そして、それを選んで行動することが大切です。

目に見える世界では色々な争いや揉め事などがあり
それは世界レベルでも個人レベルでもあることです。
それをどうにかしようとして身悶えしたり
悩んだりするのが普通かもしれません。
でも、そこに焦点を合わせていると
ますますそこから抜け出せなくなってしまうものです。

悩み事や心配事を気にしていたら
どんどん不安になってきたという経験を
皆さんはしたことがあると思います。
でも、それは無意識に選んだ結果です。
意識的に愛を選ぶことができれば
喜びや笑い楽しみといった経験を
自ら選んで創造して行くことができます。

愛の世界を選ぶには？

愛を選ぶには真理が必要です。
何が愛で何が幻想なのかが分かっていないと
愛を選ぶことはできません。
愛を選ぶ簡単な方法は物事をジャッジしないことです。
例えば良いか悪いかという区別は
人によって違ったりします。
そして、望まない現実や出来事に意識を向けていると
その現実を引き寄せてしまいます。
気にしなければいいと思っていても
なかなか変えられるものではないかもしれません。
しかし、その現実を創っているのは自分です。
ジャッジすることによって
自らの思考が良い悪いという現実を創り出しています。
望まない現実が目の前にあったとしても
それを悪いことだとジャッジするのをやめれば
もうその現実を体験することはありません。
周囲の人や環境が以前と同じであっても
自分が体験する世界は以前とは違う世界になっています。

下記は以前のTC（天地創造の会）でのお話しです。
興味のある方はどうぞ。

Q.新しい世界を産み出すにはどうしたらいいですか？

世界というのは若干戦争に溢れている。

でも、そこに目を止めてはいけない。

新しい世界というのはその先だからね。

本当に私たちは何を見たいのか

見たいものに焦点を当てなければいけない。

あなたは戦争を見たいかい？

いやそんなことはない。

だから私は愛を選んだ

そういうふうに一人一人が立ってごらん

私は愛を選んだ

というところから始めようとすれば

自然と戦争も消えてゆく

そういうもんなんだよ

これは愛を選んだという人が

どのくらいいるかという

どのくらいできるかというチャレンジでもある。

今、戦争がある

戦争を見ている

私はそういう人は知らない

愛を見ている人、明日を見ている人

そういう人が多く集まれば、

世界は変わるだろう。

世界を考える　愛の世界　悟りの世界　喜びの世界！