好きこそものの上手なれ その意味と生き方について


好きという喜びのパワーとともに
好きという喜びのパワーとともに

「好きこそもの(物)の上手(じょうず)なれ」

今回は、楽しさを感じる こちらのことわざを取り上げさせて頂きます(^^)

改めて、その意味とは

~故事ことわざ辞典~

どんなことであっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するので

上達が早いということ。

誰でも好きでやっていることは一生懸命になるし

それに関して勉強したり工夫したりするので、自然に上達するものである。

芸事は、無理して嫌だと思いながらやっても、成長はないということ。

 

好きというのは、興味深いですよね。

日常生活の中でも、全部が好きでなくても、好きな部分があると

そこから広がったりもするのかもしれません。

例えば、学生の頃など、先生の表現が好きで、その教科も好きになった

ということもあったりしました。

私は、古文の授業が、もともと、好きだったわけでもありませんでしたが

新たに担当してくれる先生が、授業中に話の脱線?が多かったです(笑)

古文の授業から、全く関係ないことでもないけれど、

ついつい熱心に語ってくれることが、

そこに大人の視点からの人生論とか含まれていて面白くて、引き込まれて

結局、授業が楽しみで、古文にも興味を持ってしまった

というようなこともあります。

それは、その先生の「好き」に、面白いと思う気持ちにのせた表現に

共鳴していたのかもしれません。

好きのパワーはすごいなと思ったりもしました(^^)

 

ことわざの由来から

さて、このことわざの由来ははっきりしてない説もあるようですが

千利休の言葉を挙げられることもあるようです。

器用さと 稽古と 好きのそのうちで

好きこそものの 上手なりけれ     千 利休

 

上達するのに大切なことは、器用さと稽古

それよりも好きであることが一番であるというのは

また含蓄がある内容だと思います。

千利休の真意は分かりませんが、

やはり、何事も長期的に考えると、最初にご紹介した意味にあったように

「好きでやっていることは一生懸命になれたり

それに関して勉強したり工夫したりするので、自然に上達するものである。」

ここの部分で、周りの人を見ていても、素晴らしいなぁと感じるのは

自然と深く勉強していたり、色々と工夫を重ねていっていること。

その試行錯誤さえも面白そうで、自らどんどん深めていっている。

だからより、その事柄において必要とされたりする。

確かに、何事も最初から出来る人はいないから、ある程度の期間をかけて

探求していくわけですが、それを楽しんで取り組める姿勢、

本当にそこから影響をうけますね(^^)

 

ひとつである喜びの中で

そしてまた、私達はやはり、ひとつであるからでしょうが

多くの人の幸せに貢献できたら嬉しいという感覚を持ち合わせていると思います。

今、「好きこそものの上手なれ」と言わてもなぁ、別に好きなこともないし、

という方も、全体の喜び通じる大元の生きる目的というものを

知ってみる、行動してみること。

まずはその目的に関して深めていくのが、実は近道でもあります。

愛に満ちた幸せな世界、その大きな目的をしっかり持って、

そして、そこに意識を向けながら、自分が好きなことをその楽しさを

繋げていけるといいですよね。

みんなの好きな表現が広がる世界に向けて(^^)

ぜひ、こちらのページもご覧くださいね!

ひとつの世界を創っちゃおう!


弘美 について

世界をひとつにする活動に参加しています。 誰もが愛であり、素晴らしい存在であることを実感しながら、楽しく広げていきたいです☆ よろしくお願いします。

12 thoughts on “好きこそものの上手なれ その意味と生き方について

  1. 千利休が好きなんて言葉を使うのが、面白いなと思いました。達人は頭も心も柔らかいのでしょうね。

    1. 天大さん☆

      なるほど、頭も心も柔らかいから、道を究められていかれたのかな。
      興味深いですね(^^)

  2. 自分の好きなことをやるのは
    自己表現でもあって
    根本的な部分は愛というところから
    始まって行くのだろうなと思いました。

    1. TORUさん☆

      自分が好きなことを楽しくやれることもいいですね。
      ただ、そこに愛という目的が加わると、本来のものとなるのでしょうか(^^)

  3. >全体の喜び通じる大元の生きる目的というものを知ってみる、行動してみること。

    知るべきは大元の目的ですね 知らなくても良いものに興味が湧く場合「好きこそものの上手なれ」で大元の目的を好きになる(笑)

    1. みのるさん☆

      「好きこそものの上手なれ」で大元の目的を好きになれたら、素晴らしいですね(^^)
      目的はやらねばならないこと、というより、好きから始められたら(^^)

  4. 楽しんで取り組める姿勢こそ本来の姿だから
    大きな愛を感じながら
    好きな物に取り組む生き方は上手になりながら
    楽しく愛を体験しているのだなと思いました☆(^^)

    1. 美和子さん☆

      大きな愛を感じながら、楽しく取り組める姿
      そう在りたいなと思わせてくれますね(^^)

  5. >それは、その先生の「好き」に、面白いと思う気持ちにのせた表現に
    >共鳴していたのかもしれません。
    >好きのパワーはすごいなと思ったりもしました(^^)

    なるほど、共鳴かぁ(*^。^*) 
    面白いこと どんどんどん欲に探してやってゆこうw
    そんな人生にトライしてみようと感じる内容をありがとうございます☆

    1. あやこさん☆

      そうですね、面白いと感じること。
      どんどんやっていきたいですね(^^) 

  6. 好きなことの為なら、傍から見て面倒なことでも本人は労働だと感じることもなくやれたりしますよね
    そして、その行動や過程そのものが楽しかったりもしますね

    その好きをまず思い出したいからこそ
    大元の目的を生きてみるっていうのは理にかなっている気がします(^^)

    1. ミラクルさん☆

      行動や過程そのものが楽しいっていうのは、
      肉体を持って生まれてきた喜びでもありますね(^^)

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