競争 勝ち負けが生み出すストレス社会の限界


競争
仲良く競争する世界は可能だろうか?

競争原理の中で生きる社会

競争とは誰かと比較して勝った負けたなどの優劣をつけます。
競争原理の社会の中で生き抜く為には常に勝者であらなくてはなりません。
*競争原理とは(成功者がよりよい地位や財産を獲得できるという概念)
しかし、その概念は成功しているのでしょうか?

一部の成功者だけがより多くの物を支配してしまうと
他の人はそれを手に入れることが難しくなってしまいます。

企業にしても競争の激化で食うか食われるかで
生き残りを賭けた戦いをしていることでしょう。

競争とは本来、平等に行われる為のものなのだと思います。
例えば、テストの成績などは努力した人が報われるように
優劣ではなくただ点数をつけるのが平等な競争です。
スポーツなどでは優秀な演技で感動を与える人が勝利すると
相応しい人が勝ったことになるでしょう。

陰と陽のバランスがあるように競争には平等さがあることで
上手くバランスを取れるようになっているのかもしれませんね。

平等とは偏りや差別がなく、みな等しいことです。
つまり、そこには勝ち負けはなく
お互いに平等な立場なのです。
その時に必要な人が必要な役割を果たせていればよいのです。

競争心だけが独り歩きしてしまうと
他者を出し抜いたり蹴落としてでも
生き残らなくてはならなくなってしまいます。
これでは例え勝者であってもいつ敗者になるか分かりませんし
貧富の差や格差社会が生まれてしまいます。
学校や職場での心理的なストレスなども
競争が激しくなる程、より強いものになってくるでしょう。
それらは精神的な病や様々な社会問題となって表れてきています。
既に競争社会の限界なのです。

より多くのものを獲得した人が成功者なのでしょか?
多くのものを与えられるようになることが真の成功者です。
なぜなら、与えられる人はそれを持っているからです。
何も持っていない人は与えることができません。
だから、与える側の人は豊かさを持っている人なのです。

よい成果をあげる為には競争が必要かもしれませんが
本当に必要なのは競争ではなく目的なのではないでしょうか。
無目的に競争をしていれば、勝ち負けの世界になってしまいます。
私たちがひとつとして生きるならば
お互いに共存して繁栄できる道へとシフトすることが大切です。

ひとつという目的の為に私たちが行動していけば
そこには争いはなくただ自分の役割や使命に没頭しているのではないでしょうか。
お互いに励まし合い支え合いながら
愛と平和の中で喜びと感謝を持って生きられる世界です。

テレビゲームに夢中になっているように
日常の生活でも競争というサバイバルゲームが
私たちの潜在意識に刷り込まれています。
負けたら悔しくてリベンジしたり
相手よりも優位になりたいと思うのです。
そこには相手に対する思いやりや
お互いに認め合うというような愛はありません。
ただ勝つことだけに執着しているのです。
そうなると際限がなく、心が満たされることはありません。
競争によってお互いに傷つけ合う世界ではなく
みんながお互いに愛し合える世界が
ひとつの世界です。

世界を考える 愛の世界 悟りの世界 喜びの世界!


12 thoughts on “競争 勝ち負けが生み出すストレス社会の限界

  1. >競争によってお互いに傷つけ合う世界ではなくみんながお互いに愛し合える世界がひとつの世界です。

    競争で傷つけ合うのはもうこりごりですね。
    人は学ばなければなりませんね。
    ひとつの世界はどうやらよっぽど良いところのようですね(笑)

    1. みのるさん

      そうですね。
      勝っても負けても誰かが悲しむ世界だと
      どちらの立場になっても嬉しくないですね。

  2. 競技というのも平和な世界では違う姿になっているかもしれませんね。みんなが称え合うような。

    1. 天大さん

      そうですね。
      勝ち負けに拘らずに芸術として表現できれば
      いいのかもしれないですね。

  3. >ひとつという目的の為に私たちが行動していけば
    >そこには争いはなくただ自分の役割や使命に没頭しているのではないでしょうか。

    役割や使命に没頭しているっていいですね(^^)
    それが一番楽しいと分かれば、争っていることがつまらなくなるかもしれませんね。
    大切な人生をどう生きるかに真摯に向き合えば、素晴らしい未来が見えてきそうです。

    1. 弘美さん

      相手がどうこうと言うような時代ではなく
      自分が何をしたいのかを分かって
      それをとことん楽しんでいることが
      大切になるのかなと思えますね。

  4. >既に競争社会の限界なのです。
    深い!こうして新たな時代
    本来の愛の世界とでもいうのかしら(^^)
    それが誕生する為の道も一歩一歩、進んでいるのですね☆彡

    1. あやこさん

      よりよい社会を実現させる為に
      社会システムを根幹から変えるには
      私たちの意識そのものから変えて行く必要がありますね。

  5. >競争とは本来、平等に行われる為のものなのだと思います。

    これは面白い考え方ですね
    なるほどと思いました

    これからは競争ではなく
    与え上手になることが 今後の世界での楽しむコツな気がしています

    1. ミラクルさん

      物質的な豊かさは幻想のようなものだから
      心から豊かさを実感できるようになると
      現実も本当に豊かな世界になるでしょうね。

  6. ひとつという目的を生きると
    みんなそれぞれの個性が輝き
    心豊かな愛の世界に磨きがかかって
    楽しすぎて競争してたのを
    忘れてしまいそうですね☆(^^ゞ

    1. 美和子さん

      ひとつとして生きる世界に他者は幻想だから
      自分よりも優れた人が居たとしても
      ただ相手(自分)を称賛するだけかもしれませんね。

TORU へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です