8月6日原爆の日に考える~今の時代にこそ出来ること~


写真 2014-07-16 23 42 41今年、原爆が落ちてから69年目を迎えました。

広島は8月6日午前8時15分、
長崎においては8月9日午前11時2分から

1分間の黙祷が毎年捧げられています。

 

戦争と原爆は人類が選択した地獄のような結果です。

平和資料館の写真や遺物、小学校の壁などに残された遺言、人の影が焼き付いた壁など、戦争の結果を強烈に物語っています。

広島は50年人が住めない地になると言われていたそうです。

その状態からここまで復興できた自然と人の生命のパワーに驚嘆せずにはいられません。

今の世代にこそできること

私は戦争と原爆を知らない世代です。
祖父母やその時代に生きていた方々の話を聞くしか知る術はありませんでした。
しかし、本当の苦労ほど語り辛いものなのだと思います。
そして、聞いたり調べたりするほど、その体験を繰り返してはならないものだと感じました。

私はそのような平和教育を受けて、原爆劇で表現している時期がありました。
ふと、「果たして悲惨さを伝えるだけでいいのか?」と思いました。

私達の世代はその体験からしっかりと学ぶ必要はあるでしょう。学んだからこそ平和の大切さがわかります。

ですが、伝えるだけ伝えても、具体的な平和の実現方法が当時はわかりませんでしたし、大人や政治家など他の人に委ねていたのです。

平和への鍵は「一体化」にあります。

まず一般人の自分自身から平和を創っていけるという事実に気付いていなかったのです。

メッセージを発信していくだけに留まらず、
平和をより高い次元で形にしていける時が来ているのです
若い世代にも平和を望んでいる人は多いのに、その方法がわからず、答えが出ず、また夏が過ぎ、日常に埋もれていくものだと思います。

ですが、平和は日常である今から始めることができます。

思考はいつか言葉になり、言葉はいつか行動になります。

 

平和はより高みへ

 

平和は今が完成形ではありません。

全ての人から憎しみや争う気持ちを無くさなくては、本当の意味で平和とは言い切れません。
ネットや現実社会にはまだまだ争いや危険に溢れています。

小さい戦争は今なおたくさんの場所で起こっているのです。
まず、自分自身が戦いから完全に卒業すれば、常に平和でいることができます。

ガザ地区の空爆、シリア内戦など、今も世界には心を痛めるようなニュースで溢れています。

子供たちが犠牲になっています。

私たちは愛を体験するために生まれてきたのではなかったのでしょうか。
私たち魂はみんな仲間であることを忘れています。

戦争は心の分裂が引き起こしています。私たちがバラバラな存在であるという信念が形になっています。

しかし、それは真実ではありません。私たちの命は全て等しく価値があります。

日本も例外ではなく、日々物騒なニュースが起こっています。その問題を解決するためには、自分自身の心と向き合う必要があります。

その心の源には愛があります。

私たちはひとつで繋がっていることがわかれば、傷つけあうことはなくなります。

 

日本から始めてみよう

 

日本人にできること、それは日本から、完全に争いのない世界のひな形を始めてみることです。

日本には影響力があります。今はネットもあるので、比較的世界との距離は縮まりました。

周りといがみ合うのではなく、まず私たちが大人になるべきです。

生きるために戦いや犠牲は必要ありません。
お互いに与え合えば、飢える人は一人もいなくなります。
私たちは食事だけに飢えているのではありません。
愛に飢えています。

攻撃は弱さの象徴です。どんな小さいものであれ、攻撃は愛を求める声です。

愛は強さの象徴です。喜びと幸せと笑いを差し出し、愛を分かち合い拡大していくことです。

争いばかり続けていては、いずれ世界という生命は終わってしまいます。

世界を愛でひとつにすることこそ、人類の今やるべき共通の目的ではないでしょうか。

 

愛という喜びを体験し、世界と分かち合うために私たちは生まれてきました。これは今の時代だからこそできることであり、やりがいがあります。

理想論や言葉だけで終わらせずに、穏やかにすぅ~っと愛を知り、平和を実現したいと考えている方はこちらの記事もどうぞ。

 

世界を考える 愛の世界 悟りの世界 喜びの世界!


8 thoughts on “8月6日原爆の日に考える~今の時代にこそ出来ること~

  1. 夢と明るい希望が心豊かに広がる記事をありがとうございます(^^)

    今年は雨の中の8/6でしたね。
    新しい息吹が美しく育つ朝
    今は 山川海の良好な環境に恵まれた広島で黙祷しました。

    私も本当の平和に向けて
    穏やかにすぅ~っと愛を感じ 本来の愛を知っていきながら
    愛(源)と共に未来を創造しようと心から思いました☆

  2. 美和子さん>

    はい。今年は珍しく雨でしたね(*’▽’)
    とても忙しい街中でも、黙祷の時間だけはみんなそれぞれ平和を想う朝でしたね。

    このように心をひとつにして、愛という平和を拡げていきたい思える日でした。

    1. 元気な子ども達の姿を見ていると、、戦争のない平和な世界になって欲しい。本当にそう思います。本当の自分を思い出した瞬間から、心が解放されて、いろんな愛に気付ける様になる。

      私は、最近娘にあたなは愛なんだよって心の中で言ってます(笑)。どんな時も、愛を生きて欲しいなと思う。私も、
      出し惜しみしないで、いっぱい愛を表現していこう。そう思いました(*^^*)

      1. みさこさん>
        ほんとそうですね。世界の子供たちにも、ありのまま自然に愛を生きられる世界にしたいものです。

        愛を表現していこうというみさこさんの意志がコメントから伝わりました。
        とても素晴らしいです☆(*´ω`)

  3. 平和な世界を創る為に
    ミラクルさんのように、ひとつの世界を伝えて行くことが
    明るい未来に繋がって行きますね(^o^)丿

  4. わたしは中学時代、長崎の平和公園の資料館の悲惨な写真や展示物の凄まじい焼け方を見て、絶句したりしたことを今でもこの時期に思い出します。
    その後、この一発の30倍から50倍かのが作られ続けていることも唖然としました。
    これが、大人の世界かと思うものでした。
    全大統領が資料館を観に来るか。ひとつの世界にしようと考え始めることをこちらが草の根運動するかですね。

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